2012年10月18日木曜日

ロマンス小説の七日間 三浦 しをん、 こなみ 詔子

またもや三浦先生。

こちらは、、、残念ながら文体のリズムが合わなかった。
小説の中で別の小説(主人公が書く作品)が同時進行で進み、さらにその小説が
非常に分かりづらいファンだジー系の海外翻訳物なのでますます、どっちに
集中していいか分からなくなる。。

ただ、本人もそのことは重々承知で、実験的な作品なようなので
長い作家人生これもありかと。

読んでも読まなくてもダイジョブ。

内容(「BOOK」データベースより)
あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説。


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