2013年2月1日金曜日

修羅の宴 楡 周平

面白いものは覚えているものだな。
このレビュー自体書くのが読み終わってから2ヵ月後なんだけど
タイトルを見た瞬間に思い出した。

おそらく実話をテーマにした人間ドラマなんだろうけど、この掛け合いや
どろどろしたサラリーマンの戦いが分かりやすく深く描かれていて
一気に読み進められた。
飽きもなく、ドキドキワクワクしながら読めたのでぜひ。

内容(「BOOK」データベースより)
バブル期に大銀行から出向し、専門商社社長になった高卒の男。その城に居座るには結果を出し続けるしかなかった。未踏のビジネスを開拓し、頭取からの汚れ仕事を引き受け、伸し上がる。地価も株価も天井知らずな狂乱の時代に蠢く、金だけを追い求める修羅たち。その宴は次第に、決して招いてはいけない男たちに巣くわれていく―。「週刊現代」連載、著者ならではの筆致で迫る、剥き出しの人間ドラマ。渾身の傑作企業小説。



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