2013年9月10日火曜日

撃てない警官 安東 能明

これはまたいいシリーズを見つけてしまいました。

警察内部のテーマを薄く引きながらも、街で起こる犯罪にまつわる人間模様を
しっかり描く濃い展開。
最後の最後でこれまたすごいことになるけど、それも現実にありそうで納得。

内容(「BOOK」データベースより)
総監へのレクチャー中、部下の拳銃自殺を知った。柴崎令司は三十代ながら警部であり、警視庁総務部で係長を務めつつ、さらなる出世を望んでいた。だが不祥事の責任を負い、綾瀬署に左遷される。捜査経験のない彼の眼前に現れる様々な事件。泥にまみれながらも柴崎は本庁への復帰を虎視眈々と狙っていた。日本推理作家協会賞受賞作「随監」収録、あなたの胸を揺さぶる警察小説集。


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