2014年11月27日木曜日

スペードの3 朝井 リョウ

設定が結構マニアックで、朝井先生には珍しい構成。
また、登場人物も会話もなかなか感情移入できなくて
小説としての楽しみポイントが難しい。
でも面白くないわけじゃなくて、着地点が見えずらいだけで
リズムだけでぐいぐい持っていけるのはさすが。

というわけで、オチは微妙です。

内容(「BOOK」データベースより)
ミュージカル女優のファンクラブまとめ役という地位にしがみついている美知代。地味で冴えないむつ美。かつての栄光は見る影もない女優のつかさ。待ってたって、「革命」なんて起きないから。私の人生を動かしてくれるのは、誰?


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