2014年11月10日月曜日

灰色の犬 福澤 徹三

いやあ、、ドスン系ですね。

読みごたえは十二分にあり、展開も筆力も高いので世界にグイグイ入り込める。
いろんなところで徐々につながっていくのもそんなに不自然ではないので
(人によっては納得いかないみたい)個人的にはシリーズでまた読みたい感あり。


内容(「BOOK」データベースより)
県警本部捜査四課のエースだった片桐誠一は、情報漏洩の疑いで左遷された。十年後、誠一は県警本部から流出した捜査員名簿を入手する。捜査員名簿の出所を暴けば、過去の濡れ衣を晴らせると、誠一はひとり捜査に乗りだす。しかし他部署の応援で拳銃のやらせ捜査を命じられ、顔見知りの暴力団幹部、刀根剛に協力を求める。ちょうどその頃、誠一の息子、遼平は職にあぶれたあげく、090金融に手をだして返済地獄に苦しんでいた。巨大組織に狙われた三人は絶体絶命の窮地を脱出できるのか。貧困と格差が渦巻く現代の闇をえぐる、新たな警察小説の誕生!


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