2014年11月19日水曜日

絶叫 葉真中 顕

最初の描写と途中にあるぐろい描写はいただけないけど、作品としては圧倒的な迫力と展開で
グイグイ引き込む。

リズムが最初は合わないので、ちょっとだけ挫折しそうになったけど、途中途中で挟む
「この先どうなるんだろう」感がうまくて、どうしてもやめられない。
そのうち、この作者のリズムにも慣れてきて、途中からもうやめられなくなる。

好き嫌いはあれど、小説好きには絶対よんで損はない作品。

あたしも会社の知人から進められました。


内容(「BOOK」データベースより)
鈴木陽子というひとりの女の壮絶な物語。涙、感動、驚き、どんな言葉も足りない。貧困、ジエンダー、無縁社会、ブラック企業…、見えざる棄民を抉る社会派小説として、保険金殺人のからくり、孤独死の謎…、ラストまで息もつけぬ圧巻のミステリーとして、平凡なひとりの女が、社会の暗部に足を踏み入れ生き抜く、凄まじい人生ドラマとして、すべての読者を満足させる、究極のエンターテインメント!


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