2015年6月5日金曜日

札幌アンダーソング  小路 幸也、 あき

相変わらず筆力が高く、リズムが絶妙。

テーマや設定、会話はありがちなミステリーだけど
なぜかグイグイ最後まで読み切ってしまう。

そして、次のシリーズがまた読みたくなるという素晴らしい
循環ができている作品。


内容(「BOOK」データベースより)
北海道は札幌。雪の中、全裸で発見された変態的な遺体の謎を解くため、若手刑事の仲野久は、無駄に色男の先輩・根来とともに、「変態の専門家」を訪ねる。はたしてその専門家とは、とんでもない美貌の天才少年・春。なんと彼は、四世代前までの、先祖の記憶を持つという。その膨大な記憶から、あらゆる事実を見逃かすことができるのだ。その頭脳により、春は犯人の遺したメッセージを看破。しかも意外な方法で犯人を挑発し始め…!?変態事件に巻き込まれたフツウの主人公の運命は。そして札幌の歴史に秘められた意外すぎる謎とは…!?



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