2015年6月29日月曜日

もみ消しはスピーディーに 石川 智健

テーマも登場人物も設定もおもしろい。
映画になりそうな展開や事件内容。

ただ、、主人公や登場人物の魅力が今一つ伝わらず
その世界に入りきることができないのが残念。

切口はいいので、ドラマになったら見るかも。


内容紹介
警察組織を監視するはずの監察官が不祥事を起こしてしまう。たまりかねた警察トップは、アメリカで発展を続ける諜報企業「リスクヘッジ社」を、監察を含めた組織全体を監視する役割で、第三者機関として採用する。リスクヘッジ社vs監察。組織内の不正をどちらが先に発見するか。監察が先んじれば不祥事がまたまた明るみに出て、リスクヘッジ社は不要、日本から撤退ということになる。しかもリスクヘッジ社は、警察トップのほんの一握りしか知らない密命を帯びていた。即ち、監察を出し抜いて不祥事を隠蔽し、不正を「無かったこと」にしなければならないのだ。情報社会における国民生活の安全をも揺るがす、壮大なスケールのインテリジェント・バトルがはじまった!


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