盗聴専門の探偵とが、企業スパイを探しつつ、男女ものが絡み合ったサスペンス。
作者の道尾さんは相変わらず複線の出し方がうまく、体の特徴を捉えた記述は特出もの。
サスペンスとしても最後までグイグイ引っ張っていくが、ちょっとだ薄い感はある。
話
俺:三梨幸一郎は盗聴専門の探偵事務所『ファントム』を経営している。あるときクライアントの谷口楽器企画部長:刈田からライバル会社黒井楽器のデザイン盗用の疑惑の調査の依頼が巨額な報酬とともに舞い込んできた。毎日の盗聴を続ける中,社員同士の会話から通勤電車内のとある女性の事を知ることになる・・・
2008年7月10日木曜日
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