2008年8月21日木曜日

昭和出版残侠伝  嵐山 光三郎

出版業界の内幕や編集者とはナンだろうという人への入門書めいたもの。
特に本つくりの面白さや流れなどが分かりやすく書いてあり、かつ実話なので
臨場感もある。

ただ、残念なことに嵐山さんの文体がいまいち。。
本人の癖なのかわざとなのか、キャラクター設定が強すぎるので
本当に知りたいことがダイレクトに伝わってこない。

業界好きなら何とか読めるが、そうでもない人は別の本でもいいかも。


内容(「BOOK」データベースより)
80年代はじめ。出版が躍動していた時代!写真週刊誌、男性誌など雑誌創刊ラッシュ前夜、老舗出版社を退職し、出版社を起こした著者と仲間たち。出版界躍動の時代を描く、疾風怒涛悪戦苦闘の嵐山版・出版風雲実録。

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