2009年9月22日火曜日

水の時計 初野 晴

不思議な設定の連作。
テーマは悪くないけど、設定が少し共感できないというか納得できない
というか。。

個々の話は面白く、流れも悪くない。
設定さえ変えてもう少し深い話にすればよかったかも。
and
ところどころにあいまいというか未解決な設定が。。。


内容(「BOOK」データベースより)
医学的に脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた彼女が望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった―。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。第二十二回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

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