2011年12月18日日曜日

ツリーハウス 角田 光代

祖母と孫のちょっと微妙な距離感で進む展開。
過去と未来を行ったりきたりしながら、小気味よく
コネタをはさんで飽きさせない。

人間くさい話しが随所に出てくるので、少しばかり悲しくなるけど
深い闇に行くわけではないのの角田先生の作品の中ではある程度安心して
読める。

内容(「BOOK」データベースより)
謎の多い祖父の戸籍、沈黙が隠した家族の過去。すべての家庭の床下には、戦争の記憶が埋まっている。新宿角筈『翡翠飯店』クロニクル。


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