2011年12月23日金曜日

さらば銀行の光 江上 剛

なんか江上先生の作品は同じようか系になってきたなあ。。
このモチーフもう使いきった感がある。

だけど内容も展開もリズムもいいのは確か。
読んでいて飽きることなく一気に最後までいく。
ただ、一気にいくのは一つの安心感とおなじみの内容ではあるので
そろそろまったく違う形が読みたい今日この頃。

内容(「BOOK」データベースより)
働くことで、大きくなる。そんな時代が、確かにあった。裏切りの横領、不毛な派閥闘争、狎れあいの大蔵省接待、インサイダーの悲劇。行内の腐敗は、隠蔽不能な状況にまで悪化していた。事なかれ主義に淫する上層部の、絶望的な迷走。そして訪れた運命の日―「泣き虫」広報部次長の上杉は、熱涙とともに決起する。


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