2011年12月21日水曜日

東京難民 福澤 徹三

いや~よくあるいい展開とか意外な展開とかまったくなくて
本当によくある一般の落ちていく姿をリアルに描いています。

小説だと少しばかり現実とは違ういいこととか言い人とか登場
させるだろうけど、これはまったくなし。
なので甘い気分で大学生活を送って言う人にはぜひ読んで欲しいけど、、
読まないからこうなるんだろうな。



内容(「BOOK」データベースより)
金のねえ奴は、野たれ死ね。それがこの街の掟だ。―私立大学の3年生、時枝修はある日、学費の未払いを理由に大学を除籍される。同時に両親からの仕送りが途絶え、実家との連絡もつかなくなった。なにが起きたのかわからぬまま、修はやむなく自活をはじめるが…夢をかなえるはずの大都会には、底なしの貧困と孤独の荒野が広がっていた。平凡な大学生の転落と放浪を通じて、格差社会の傷口をえぐる青春巨篇。



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