2008年5月21日水曜日

最終退行 池井戸 潤

これもまた、、ちゅうと半端な。。。
というか、最近経済ものが続いているので飽きているのかも。

よくある「ジャンルジャンキー」
同じジャンルに凝り始めると、もっともっとと、刺激の強い
話を求めてくる病気(私が今作りました)。

まあ、いずれにせよ、自分としては物足りなさが残る。
よくある銀行内部の「下からの反逆系」の話。

銀行に勤めている人や、銀行と縁があった人は読んでみてもいいかも。
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出版社/著者からの内容紹介
ゼネコンへの巨額債権を放棄する一方、中小企業に対しては貸し剥がしさえも辞さない銀行というエリート組織に、中小企業の経営者を相手にコツコツと働いてきた現場銀行員が、仕事への誇りを賭けて闘いを挑む。
 「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。ただでさえ業務多忙のうえ、エリート意識が強く本部の意向を第一に考えて動く支店長とも対立し、毎日のように遅くまで残業、最後に支店を出る「最終退行」の常連でもあった。バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取、その会長に意趣返しをしようと策謀を巡らすリストラに遭った行員との攻防。銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、ついに反旗を翻す。
 攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。

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