2008年11月9日日曜日

疾走 ~ 重松 清

これまた重く、そして少年の心満載の話。

まあ、重松先生の話は、少年の深層心理がほとんど
だけど、その中でも特に深くえぐっている作品。

少年と少女が軸になり、成長しながら悲劇を繰り広げていき
最後の章立ては、もう、、これが、、また。。。

いつもの重松先生の感動話を期待したら大間違い。

まあ、最後の1Pに重松先生らしさがあるが、とってつけた感が
否めない。
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出版社 / 著者からの内容紹介
引きこもり、家庭内暴力、放火、借金、一家離散……。14歳の少年・シュウジが背負った余りに苛烈な運命。今秋、映画公開が決定した、直木賞作家、畢生の衝撃作、待望の文庫化!

内容(「BOOK」データベースより)
広大な干拓地と水平線が広がる町に暮す中学生のシュウジは、寡黙な父と気弱な母、地元有数の進学校に通う兄の四人家族だった。教会に顔を出しながら陸上に励むシュウジ。が、町に一大リゾートの開発計画が持ち上がり、優秀だったはずの兄が犯したある犯罪をきっかけに、シュウジ一家はたちまち苦難の道へと追い込まれる…。十五歳の少年が背負った苛烈な運命を描いて、各紙誌で絶賛された、奇跡の衝撃作、堂々の文庫化。

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