2009年2月6日金曜日

刑事の墓場 ~ 首藤 瓜於

最近流行の警察署内系ミステリー。
ただ、ちょっと面白くしすぎで、本格派としてのパンチは弱い。
オチも微妙なので、警察暗部の人間関係ものが好きなひとより、ちょっとした警察もので
いろんな展開がある小説が好きな人向き。
(新宿鮫系と署内系を混ぜたような。。。)


内容(「BOOK」データベースより)
署長の右腕として活躍したエリート刑事・雨森の転任先は、開署以来、一度も捜査本部が置かれたことのない小さな動坂署。そこは不祥事を起こした者や無能な警官を飼い殺すための“刑事の墓場”と恐れられていた。不貞腐れて過ごす雨森の、動坂署での初仕事は、痴話喧嘩が原因の些細な傷害事件。だが、やがて県警全体を巻き込む大事件へと発展し、いよいよ拗ね者たちが立ち上がる。江戸川乱歩賞受賞の異能が描く、待望の書下ろし長編小説。

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