2009年2月23日月曜日

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論 ~ イヴォン シュイナード

結構この手の話が好きな時期なので勉強かたがた読んでみた。
ただ、会社自体の歴史的な内輪ネタが多いのでその点が退屈なのと
具体的なルール説明や満足度のリアリティが薄かったので
ちょっと心配な部分も。

やっぱり社長本人よりも、それをインタビューして書き起こしたほうが
いいかも。
(ただ、面白いことに地元ではこの本ものすごい人気で、なかなか借りられなかった)
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商品の説明
社員をサーフィンに行かせよう
米パタゴニアの創業者でオーナーである著者が、その歴史と理念を綴る。
書名の通り、パタゴニアの社員は勤務時間中、いつでもサーフィンに行っていい。サーフィンに限らず、登山、釣り、自転車など、どんなスポーツでも構わない。その分、仕事をする時には熱心に、効率よく、責任感を持って取り組むことを求める。「社員をサーフィンに行かせよう」という精神は、フレックスタイム、ジョブシェアリングなどの思想を具現化したもの。こうした融通性で、アウトドアスポーツに深い知識と経験を持つ貴重な人材を社内にとどめてきたという。

著者は、ビジネスで最も重要で最優先すべき使命は「地球を守ること」だと強調する。飲料ペットボトルを再生してジャケット用素材に変える処理法を開発したり、製品をオーガニックコットンへ切り替えたりしてきたのは、そうした方針の表れだ。2001年には、売上高の1%以上を環境保護団体に寄付する企業同盟「1% for the Planet」を共同設立。現在ではこの同盟に約500の企業が参加する。

著者は「パタゴニアが100年後も存在することを前提として経営している」と記す。ビジネス界の常識を覆すような様々な取り組みから、「永続する企業」のあり方を探ることができる。

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