2009年2月20日金曜日

無痛 ~ 久坂部 羊

登場人物の背景がちょっと怖くて、読んでいるとその世界に引き込まれそうに
なるので、この手の世界が嫌な人は避けたほうがいいかも。

描写も何気にきちんとしていて、内情を知りたいと思う人にはいいかも。
ミステリーとしては、すぐオチが分かります。


内容(「BOOK」データベースより)
神戸の住宅地での一家四人殺害事件。惨たらしい現場から犯人の人格障害の疑いは濃厚だった。凶器のハンマー、Sサイズの帽子、LLの靴跡他、遺留品は多かったが、警察は犯人像を絞れない。八カ月後、精神障害児童施設の十四歳の少女が自分が犯人だと告白した、が…。外見だけで症状が完璧にわかる驚異の医師・為頼が連続殺人鬼を追いつめる。

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