2010年12月6日月曜日

スナッチ 西澤 保彦

これ、予想外にSFでの設定だったのでちょっとびっくり。
最後はいまひとつよく分からない落ちだったんだけど、それまでは
リズムもテーマもエピソードも面白くサクサク読み進めました。

ただ深みはあまりなく、そうなんだ~、的な感想をそれぞれで
もっておしまい、という感じです。

SFの展開は要らないような気がするけど。。。

内容(「BOOK」データベースより)
22歳だった。次の日、ぼくは53歳になっていた。空白の31年。ぼくは、きみは、ぼくたちは、少しは幸せだったのだろうか。彼を襲ったのは、不条理でやりきれない、人生の黄金期の収奪。あらかじめ失われた、愛しい妻との日々。おぼえのない過去を振り返る彼に、さらなる危険が迫る。


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