先生のいつもの文学的世界観をキープしつつ、青春ものになっているのがすごい。
といっても元々両面をもっているという指摘もあるんだけど。
恋の話ではあるんだけど、ぐちゃぐちゃてきな家族の話でもあるし
不思議少女の内面話でもある。
それぞれ一つ一つに奥深さがあり、読み応えといいリズムで引っ張っていく。
出版社/著者からの内容紹介
わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった
鉄道を愛し、孤高に生きる七竈。淫乱な母は、すぐに新しい恋におちて旅に出る。親友の雪風との静かで完成された世界。だが可愛そうな大人たちの騒ぎはだんだんと七竈を巻き込んで 。
2010年12月30日木曜日
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