2009年3月12日木曜日

ファントム・ピークス ~ 北林 一光

モンスター系の作品。
でもモンスターは本当に日本の存在する生き物で、すぐそばにある危機でもある。

実は同じような作品はちょろちょろあるけど、この作品はきちんとミステリとして
要素を備えていて、設定や出てくるプロットもよくできている。

ただ、怖がるだけの話にはなっていないので、+アルファの作品が読みたい人は是非。
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内容(「BOOK」データベースより)
おまえはいったいなんなんだ?なぜここにいる?長野県安曇野。半年前に失踪した妻の頭蓋骨が見つかり、三井周平は絶望していた。しかし、なぜ、あれほど用心深かった妻が、山で遭難し、しかも現場と思われていた場所から、遙かに離れた場所で発見されたのか?…数日後、沢で写真を撮っていた女性が、一瞬目を離した隙に行方不明になる事件が発生。妻の事故との類似点に気づいた周平が捜索を手伝うことになる。しかし、それは、恐怖の連鎖のきっかけにすぎなかった!人間をあざ笑うように、次々と起こる惨劇。山に潜む、かつてない凶悪なモンスターとは―。

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