テーマもテンポも悪くないのに、深みや取材が弱くて少々残念。こちらの方の作品が
それが一番期待を持てる部分なのに。
この分野(SF、近未来、IT)はそれなりに強いと思ったのになあ。
要は、自分の見たものすべてを頭のチップに記録しておいて、
それにまつわるデータの取り合いや不具合や世界的な陰謀やらってお話。
ただ、この分野をまったく知らない人には当然のことながら不思議で
面白い作品に成っていると思うので、業界のことをまったく知らない人はぜひ。
内容(「BOOK」データベースより)
次世代メディア“ユニット”によって、一躍、時代の寵児となった映像プロデューサー・ナカジ。彼に持ちかけられた新ビジネスは、歴史を一変させてしまうような壮大なプロジェクトだった。だがそこには、恐るべき罠が待ち受けていた…。服部真澄の真骨頂、最先端情報小説の傑作。
2010年10月3日日曜日
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