2010年11月26日金曜日

青年のための読書クラブ 桜庭 一樹

外れなし状態の桜庭先生。

ちょっと読むのがおっくうな解説と長さなんだけど、まったくいくつかせぬ
連打で物語が進んでいく。

完全に離れた話かと思いきや、うすーくつながりそれぞれが面白く
親和していく。
変なテーマでありながらまったく矛盾がなく自然と楽しめるのはさすが。


出版社 / 著者からの内容紹介
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の〈クラブ誌〉があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた――。今もっとも注目の奇才が放つ、史上最強にアヴァンギャルドな“桜の園”の100年間。


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