2011年2月11日金曜日

廃墟に乞う 佐々木 譲

実はこの主人公のほかの話を知らないので、楽しみが半減かも
だけど、個々の短編は非常に良くできている。

深みあり、推理あり、オチあり。
当たり前のようで、ちゃんと話の要素がうまく入っている短編は少ない。
安心して刑事者を楽しめる、そんな作品です。

内容(「BOOK」データベースより)
13年前に札幌で起きた娼婦殺害事件と、同じ手口で風俗嬢が殺された。心の痛手を癒すため休職中の仙道は、犯人の故郷である北海道の旧炭鉱町へ向かう。犯人と捜査員、二人の傷ついた心が響きあう、そのとき…。感激、感動の連作小説集。


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