2012年9月17日月曜日

告発封印  高任 和夫

いやあ、ドスンと来ましたねえ。

経済ものとして押さえどころがちゃんと抑えてあって、感動させる展開になっている。
短編でクイクイ読み進めつつ、読後感もいいので、是非。


内容(「BOOK」データベースより)
夫唱婦随で築き上げたプレス工場に突然、銀行の貸し剥がしが襲い掛かってきた。堅実な経営を続けてきた工場も、なす術がなく、八方塞がりの状況に。工場は、銀行の連鎖倒産という形で、潰されてしまうのか。金策のためにあらゆる手段を尽くすなか、意外な救いの手が―。「魔の十一月」ほか、経済企業小説の雄が描く、静謐かつ熱い、哀愁溢れる男たちの物語。


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