2012年9月7日金曜日

凍花 斉木 香津

久しぶりに怖い作品だった。
まったくホラーでもなく、変な描写があるわけじゃないけどこんなに
業というか人の感情の怖さを感じたのは久しぶり。

姉妹のよくある殺人事件推理物だと思ったら大間違い。
完全に家族とは何、的な考えさせられる作品でした。
是非。


内容紹介
なぜ、妹を殺したのか?3人姉妹の長女は次女を殺害した。長女は自首し収監されるが、面会は断り心情は誰にもわからない。今まで当たり前にいた2人の姉を失った私はある日、1冊のノートを見つける。それは長年、長女がつけていた日記帳だった……。サスペンスとミステリーが融合した書き下ろし長編小説。


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