2013年7月16日火曜日

天命の扉 遠藤 武文

展開やテーマは面白いけど、肝心の推理部分が今ひとつ納得感が獲られない。
筆力はあるので、最後まで読んでしまうけど,読後感は。。。

歴史的背景も微妙だし、動機も「そこ?」って感じなので
これがいいなら何でもありなイメージ。

内容(「BOOK」データベースより)
長野県議会中、議員が何者かに殺害された。議場は扉が閉まったままで誰も逃げた形跡がない。残された紙片には「善光寺を開帳せよ」という謎のメッセージ。善光寺の本尊は、数百年の間、誰の目にも触れたことがなく、住職でさえも見たことがないという。犯人の目的は一体何なのか。県警捜査一課・城取は、かつて自分が担当した事件の犯人も善光寺を語っていたことを思い出し、その関連性を疑うが…。やがて明らかになる19年前の冤罪疑惑事件とのつながり。哀しみを背負った刑事の執念が、顔の見えない犯人を追い詰めていく。話題作『プリズン・トリック』の乱歩賞作家が贈る、渾身の社会派密室ミステリ。


0 件のコメント: