2013年7月24日水曜日

僕はお父さんを訴えます 友井 羊

途中からオチが見えてくるんだけど、それがあまりにも哀しすぎるので
基本的にミステリーのど真ん中だと思って読み進めたほうがいい。

もちろん良作だし、オススメではあるんだけど、視点というか
感情移入の仕方に途中からとまどい、へんな感覚にとらわれる。
映画だといいのかもしれない。


内容紹介
驚愕のストーリー展開が評価された、第10回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作が、文庫化です! 「想像の斜め上! 僕はこの本を推薦します」乙一(作家)。何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。「ある証拠」を入手した光一は、真相を確かめるため司法浪人の久保敦に相談し、犯人を民事裁判で訴えることに。被告はお父さん――母親を喪った光一にとっての、唯一の家族だった。周囲の戸惑いと反対を押して父親を法廷に引きずり出した光一だったが、やがて裁判は驚くべき真実に突き当たる!


0 件のコメント: