2013年7月31日水曜日

ナンバー 相場 英雄

刑事物としてはちょっと変わった視点で描かれている。
確執も成長もあるけど、敵が内部に集中していて、そこでぐりぐりと
いじくりまわしている感がある。

もう少し経済ネタを絡めて両面でいけばいいのにとちと思った。

内容(「BOOK」データベースより)
所轄署から警視庁本部への転属が決まった西澤は、意気軒昂として桜田門に向かう。だが、所属は期待していた捜査一課ではなく捜査二課。横領や詐欺事件を捜査するその部署は、同僚をライバル視するエグい捜査員の集団だった。事件の全体像を示さず捜査情報も出さない二課にあって、誰よりも狡猾で悪事に長けた知能犯を西澤は追いつめて落とすことができるのか?犯人・同僚・上司・協力者…。事件に関る人間の裏表を、かつてない緊迫感で描く新しい警察小説。


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