2013年7月19日金曜日

暗闇で踊れ 馳 星周

ハードボイルドはやはり馳先生がベストか。
内容の暗い部分はさておき、主人公の立ち振る舞いや周辺人物との
絡みが面白くて止まらなくなる。

ハードボイルドと割り切って、社会派とかミステリーとかの要素を
もとめなければあり。

ただ、登場人物(姉妹)の、絡み方、また背景や過去はあまりにも
やりきれないので、ある意味ドスンときすぎる。
これを避けたい人は、、やめたほうがいいかも。

内容(「BOOK」データベースより)
「氷のザキ」と異名をとる警視庁三課の神崎は、相棒の水沢とともに大規模な美術品窃盗事件を捜査していた。その盗品を追う過程で、古美術品のコレクションを大量に市場に出している老富豪・井上康三へと辿りつく。井上の屋敷を訪ねた神崎らを迎えた榊田恵、学姉弟は、井上が妾に生ませた子どもだといい、数ヶ月前から屋敷に住みこみ、井上の介護をしているという。事件の臭いを感じた神崎は内偵を始めた―。



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