2013年7月9日火曜日

砂上のファンファーレ 早見 和真

書き方というか展開がすごくうまくて、そこだけでも次が読みたくなる。
飽きさせない連続ドラマの終わり方というか。

またそれぞれの視点で進んだけど、微妙に絡みあって前の章や
前後の章の応え合わせ的な面もあるのでそこも見逃せない。

ただ、内容自体はよくあるパターンなのと、落ちも微妙なので
盛り上がった分、最後のほうは尻すぼみ。


内容(「BOOK」データベースより)
いつの間にか蝕まれていた一家の理想。誰もがそれに気づかないふりをしていた―。家族って何だ?次々と襲い掛かる、それぞれの現実。



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