2015年12月18日金曜日

殺人出産 村田 沙耶香

近未来の設定ながら、こんなの絶対ない系の作品。

展開はまあまあ、なんだけど描写がちょっと。。
これは嫌いな人はとことん嫌いと思われ。個人的にもお勧めはしないです。
あらゆるジャンルが大丈夫で、小説慣れしている人だけ読んでみてください。


内容(「BOOK」データベースより)
「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい―。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない…。三人での交際が流行する、奇妙な世界を描いた「トリプル」など、短篇3作も併録。普遍の価値観を揺さぶる挑戦的作品集。


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