2015年12月21日月曜日

マドンナ・ヴェルデ   海堂 尊

珍しく過去の作品とのリンクが少ない。
なのでいちいちこの人どこで出てきたっけ、とか考えなくてもいい。
これだけでも楽しく読めます。
ただ、パターンはそんなに珍しいものではなく、お母さんの逆襲的な形で
母娘が戦います。

戦いかたがちょっとなよっとしていたり、矛盾を感じる場面もあるけど
この先どうなるんだろう、的な展開あります

オチは賛否両論かと。


内容紹介
美貌の産婦人科医・曾根崎理恵、人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。彼女は母に問うた。ママ、私の子どもを産んでくれない――? 日本では許されぬ代理出産に悩む、母・山咲みどり。これは誰の子どもか。私が産むのは、子か、孫か。やがて明らかになる魔女の嘘は、母娘の関係をも変化させ……。『ジーン・ワルツ』では語られなかった、もう一つの物語。新世紀のメディカル・エンターテインメント第2弾。




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