2008年3月21日金曜日

夢見る黄金地球儀 海堂 尊

バチスタシリーズと同じ地域が舞台のまったくテイストが違う話。

詐欺というか、泥棒というか、ピテカン系エンターテイメント。
次々と起こる予想外の問題を、なんとか解決しながらも最後の
大どんでん返しへと転がっていく。

ラストのオチ手間オチはなんとか読めても、最後の最後は
分からなかった。

バチスタシリーズめいたものを期待している人にはお勧めしないが
エンタメ小説をさくっと読みたい人には是非。
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出版社 / 著者からの内容紹介
首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ1億円。その名も「ふるさと創生基金」。だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれているだけとなった――はずだった。が、ある日を境にトラブル招聘体質の男・平沼平介の日常を一変させる厄介の種へと変貌する。
8年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、1億円欲しくない?」
かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。二転三転四転する計画、知らぬ間に迫りくる危機。平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることが出来るのか。『チーム・バチスタの栄光』の俊英が放つ、驚愕のジェットコースター・ノベル!

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