2008年3月25日火曜日

架空取引  高任 和夫 

経済小説としては異色というか、一皮ひねった面白さ。
よくある出世ものだけじゃなく、かといって巨悪と戦うだけでもない。

審査部長ってところと、不良債権と銀行のイラやらしさが随所に
現れてあきさせない。

経済小説が好きな人は問題なく楽しめる。
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出版社/著者からの内容紹介
企業悪と対決する男の運命
不良債権に絡む巨悪の正体を追う経済サスペンス小説。

銀行系リース会社に勤める中年管理職の甲斐(かい)は、左遷の身だったが、8年ぶりに審査部長として呼び戻される。さっそく審査に乗りだすと、目にあまる不良債権、おかしな伝票、迂回取引の実態が浮かびあがる。会社を覆うどす黒い影の正体とは?一度は敗れた男が再生を賭け、企業悪と対決する経済サスペンス。




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