2008年12月6日土曜日

シャングリ・ラ 下 (角川文庫) ~ 池上 永一

長い。。この本をよみ終わるまで、実質3日かかった。
だけど途中で退屈することもなく、どんどん先が気になる展開だった。

SFだから、全てが荒削りだけど、たまにはこんなむちゃくちゃな設定と
どたばたもいいかも。
ただ、最後の最後でよくあるハリウッド系のオチや強引な二転三転だったので
ちょっとだけ興ざめ。

よみたいと思えるようなSFがないときは是非どうぞ
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内容(「BOOK」データベースより)
ついに反政府ゲリラは政府に宣戦布告。國子はブーメランひとつで戦車部隊に立ち向かう。だが地上の森では政府とゲリラの戦争をあざ笑うかのように、想像を超えた進化が始まっていた。究極のエコロジー社会がもたらす脅威とは?國子たちは生き残れるのか?アトラス計画の真の目的とは?ゲリラ豪雨、石油価格の高騰、CO2の取引など、2004年に既に現在を予言し、SFを現代小説に転換した傑作長編。



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