2008年12月17日水曜日

東京公園 ~ 小路 幸也

いや~、相変わらず感動させるっぽい展開。今回は慣れていたので
そんなにドスンとこなかったけど、ところどころに泣き所が
隠れている。

いろんな男女の思いがところどころで展開され、最後の一つへと
集約されている。
映画やドラマに最適で、オチも一昔前のドラマのよう。

懐かしい青春ものが読みたい人に是非。


内容(「BOOK」データベースより)
「幼い娘と公園に出かける妻を尾行して、写真を撮ってほしい」―くつろぐ親子の写真を撮ることを趣味にしている大学生の圭司は、ある日偶然出会った男から奇妙な頼み事をされる。バイト感覚で引き受けた圭司だが、いつのまにかファインダーを通して、話したこともない美しい被写体に恋をしている自分に気づく…。すれ違ったり、ぶつかったり、絡まったりしながらも暖かい光を浴びて芽吹く、柔らかな恋の物語。

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