桐野作品っぽいというか、このパターン以外かけないんじゃないかと思い始めてきた
今日この頃。
桐野作品はもう結構読んでいるけど、展開といい文体といいオチといい
結構読めてくるから怖い。
ただ、それがつまらないという意味じゃなく、ドキドキ感がちょっとづつなくなってくる
って感じ。
内容は、高校生の犯罪とそれを取り巻く同学年の女子たち、それと女子たちの内面
が絡み付いてくる骨太作品。
犯罪っていう視点より、女子高生の内面や友だち関係の怖さ、みたいなもので
読み始めるといいかも。
内容(「BOOK」データベースより)
高校三年の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。そしてテラウチ、ユウザン、キラリン、同じ高校にかよう4人の少女たちが、ミミズの逃亡に関わることに。遊び半分ではじまった冒険が、取り返しのつかない結末を迎える。登場人物それぞれの視点から語られる圧倒的にリアルな現実。高校生の心の闇を抉る長編問題作。
2008年12月21日日曜日
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