2009年10月17日土曜日

クリスマスの4人  井上 夢人

一つの事故が30年のときをえて解決する物語。

正直、最後の章までまったくなぞがわからなかった。
それは単に作者のフリが難しかったというより
「それなら何でもありじゃん」という結果だったから。

まあ、井上作品としてはいい流れだったので大きな不満
はないけど、人に是非とお勧めするレベルでもない。
一応、最後の最後のオチや微妙にゆれる方向性など悪くない
箇所もあるので、読むことは問題なし。ただ少々残念。。。
途中までドキドキしながら読んだのになあ。。


内容(「BOOK」データベースより)
1970年、ビートルズが死んだ年の聖夜、物語は始まった。その夜を共に過ごした二十歳を迎える四人の男女。ドライブ中の車の前に突然、飛び出してきたオーバーコートの男。彼らは重大な秘密を共有する羽目になった。その後、十年毎に彼らを脅かす不可解な謎と、不気味に姿を現す男。2000年、時空を超えた結末は、破滅か、奇跡か!?奇想あふれる傑作長編小説。

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