2009年10月22日木曜日

インターセックス 帚木 蓬生

この手の知識を得たい人が勉強がてら読む本。
ミステリー的な部分はあるにはあるけど分量としては
非常に少なく、1/20くらいじゃないかと。
内容もその部分に関しては薄い。

ドキュメンタリーとして、読むほうが正しい。そんな本

内容(「BOOK」データベースより)
生殖と移植では「神の手を持つ名医」と評判の岸川卓也院長が率いる、贅沢な施設と高度な医療を誇るサンビーチ病院。泌尿婦人科医の秋野翔子は岸川に請われてこの病院に勤務することになった。そこでは性同一性障害やインターセックスの患者たちへの性転換手術やさまざまな治療が行われていた。翔子は「人は男女である前に人間だ」と主張し、人知れず悩み、絶望の淵にいた患者達のために奔走する。やがて翔子は、彼女に理解を示す岸川の周辺に不可解な変死が続いていることに気づく…。神が創り出した少数派の人間たちの魂の叫び、身体と魂の尊厳。医学の錯誤を見据える世界初テーマに挑む、衝撃と感動のサスペンス大作。

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