2009年10月14日水曜日

ジェシカが駆け抜けた七年間について 歌野 晶午

歌野さんの作品の中では比較的なぞ解き部分が少ない・
最後のほうで無理くり提供したようなドンデン返しが
あるけど、本編や楽しみとはあまり関係がない。。

どちらかというと、歌野ファンが読む本がなくて
時間つぶしに読む感じかなあ。。
リズムは相変わらずいいし、内容もそこそこなので借りる分には問題なし。


出版社/著者からの内容紹介
原田歩はアスリートとしての生命を、監督の最悪の指導によって断たれてしまう。
だから呪い殺すことにした。そのときは、自分が遠く離れたところにいても大丈夫なように、わたしの分身か、親友のジェシカを使おう。そう決めた。
……原田歩の失意の自殺から七年、ジェシカ・エドルは導かれるように、そこへやって来た。目の前には背中を見せている監督、ジェシカは側にあった砲丸に手を添える。
彼女のためにしてあげられることはもうこれしかないのだ――。
『葉桜の季節に君を想うということ』で開花したエンターテインメント界のイリュージョニストが贈る、最新書き下ろし長編!

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