2010年3月19日金曜日

臨床真理 柚月 裕子

このミス大賞なので期待大で読みました。
そこは大丈夫で、一気読みではあったのですが、ちょっとオチが。。
まあ、オチを大切にする作品じゃないのかもしれないので、推理小説というより
ミステリーとして純粋に楽しむ方がいいかも。

リズムや展開はいい流れで進むので、このミスでなんか読みたいという人には
いいかも。


内容(「BOOK」データベースより)
臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という二十歳の青年を担当することになる。司は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の自殺を受け入れることができず、美帆に心を開こうとしなかった。それでも根気強く向き合おうとする美帆に、司はある告白をする。少女の死は他殺だと言うのだ。その根拠は、彼が持っている特殊な能力によるらしい。美帆はその主張を信じることが出来なかったが、司の治療のためにも、調査をしてみようと決意する。美帆は、かつての同級生で現在は警察官である栗原久志の協力をえて、福祉施設で何が起こっていたのかを探り始める。しかし、調査が進むにつれ、おぞましい出来事が明らかになる。『このミステリーがすごい!』大賞2009年第7回大賞受賞作。

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