2010年3月20日土曜日

古書狩り 横田 順弥

何気に手にとった作品でした。
短編でそれぞれ悪くなかったのですが、時間の都合で
半分までしかちゃんと読めませんでした。

古書狩りというタイトルとはだいぶ違って、古書をテーマにいろいろな
人間模様が繰り広げられるっていうレベルです。

古書にまつわる不思議ミステリーとか、1冊が事件を起こすとかじゃないです。
作品自体は楽しめるので、古本が舞台のミステリーが読みたくなった人はどうぞ
(くどいようですが古本屋のノウハウや運営的なウンチク、古本にまつわる
話しはそんなにないです。たまにあるけど)

内容(「BOOK」データベースより)
古書街で見かけた美女と老人の謎の行動…、その秘密を解く鍵は古本のどこに隠されているのか?本の取り憑かれた者の執念を描いた表題作。狙った古書の獲得のためなら悪魔に魂まで売る男たち。恋愛よりもコレクションを選んだ男の恐るべき末路。鬼気迫るもの、爽やかな結末のもの、古書マニアの驚くべき姿を描いた最高に面白い連作小説集。


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