2010年4月3日土曜日

むかしのはなし 三浦 しをん

タイトルとは似ても似つかない現代系の深い話。
連作で同じテーマの元、淡々と話は進んでいくんだけど
それぞれ暗いながらも深みがあって面白い。

楽しいシーンなんかはまったくないけど、ドラマや映画みたいに
人間模様が描かれている。

三浦先生の新たな一面が知りたい人はぜひ



内容(「BOOK」データベースより)
三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。

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