2010年4月6日火曜日

少女 湊 かなえ

あれ、っていう失速感。

今までが良すぎたのか。
これはひねりすぎたのか、適当なのかオチに向かっていく構成が中途半端だった。

告白のすごさを期待してこれを読むと大変なことに。
贖罪のほうがまだまだいいので、この作品は飛ばして、ぜひ贖罪へ。

内容紹介
高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ――「人が死ぬ瞬間を見たい」。由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは?

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