2010年4月28日水曜日

いつもそばにいるよ 江上 剛

江上作品とは思えない軽さ。
そして内容の薄さ。。。

もっと社会派的なものか、建築業界を切ったものかと思いきや、どーでもいい流れと連作。。
やばい、最近ついてない。。。

内容紹介
地方の建設会社に勤務していた「僕」は自分の通夜会場に戻って来た。姿は誰にも見えず声も届かない。僕は飛び降り自殺をしたようだが、死の前後の記憶はなかった。その死が過労自殺らしい状況だったため、会社の連中は迷惑顔を隠さない。会社の態度に怒りを覚えた妻は、労災申請裁判にうって出る。一方建設会社側は、僕が手がけていた一般競争入札方式を、旧態依然の談合に戻そうとしていた。僕は、家族を励ましつつ、会社の動きを監視する。幽霊である僕は、どこにでも行けるからだ。過労死裁判の行方はどうなるのか。会社の悪しき体質は改まらないのか。そしてこの世に戻って来た僕のこれからの運命は――。全てのサラリーマンに、生きる証と働くことの意義を問う、家族と企業の物語。

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