2010年4月10日土曜日

駐在刑事   笹本 稜平

奥多摩で起きる様々な事件を独自の経験と視野で解決して行く。
よくある刑事ものだけど、奥多摩という環境描写がけっこう面白い。

短編なのでサクサク読めて、警察官僚っぽい内容もあるので
多面的に楽しめる。ただ、たまーにご都合的な記述もあるので
そこがちと難。

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査一課から青梅警察署水根駐在所所長へ。取り調べ中に容疑者が服毒自殺したことで左遷された警部補、江波淳史。自責の念を背負う元刑事は、奥多摩の捜査において生身の人間としての自分を取り戻せるか。冒険小説の第一人者が挑む警察小説。組織とぶつかりながらも、自ら信じる捜査を貫く様を描く。
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