2010年4月17日土曜日

社長の椅子が泣いている 加藤 仁

まったく知らなかったヤマハのもう一つの物語。
知らないところに、ひどい社長とすぐれた社長はいるもんだ、と勉強になった。
また作者がフェアであろうという姿勢で書いているので、ある意味安心して
最期まで読み進めた。

もちろんどこまで事実か分からないなりに、イマドキのビジネス本や
企業小説より面白く読めた。

企業のドロドロあり、出世ものあり、人間関係やマネージメントなど
盛りだくさんの作品です。


内容(「BOOK」データベースより)
46歳で日本楽器製造(ヤマハ)社長に抜擢、突然の社長解任。中内功の三顧の礼で、ダイエー副社長に。倒産企業・リッカーを再生させた男、河島博。全身全霊、24時間経営を考えぬいたビジネスマンの半生を描く、傑作評伝。

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