2010年5月25日火曜日

1950年のバックトス 北村 薫

来ました。北村先生です。

短編集なんだけど、表題の「1950年のバックトス」は、オチを予想していたとはいえ
いい話。
だいぶずっしりした。

また他の作品も小粒ながら読み応えあり。一つ一つが短いので、待ち合わせの合間や
ちょっとした時間の息抜きで読むといいかも。

内容(「BOOK」データベースより)
「野球って、こうやって、誰かと誰かを結び付けてくれるものなんだね」忘れがたい面影とともに、あのときの私がよみがえる…。大切に抱えていた想いが、時空を超えて解き放たれるとき―。男と女、友と友、親と子を、人と人をつなぐ人生の一瞬。秘めた想いは、今も胸を熱くする。過ぎて返らぬ思い出は、いつも私のうちに生きている。謎に満ちた心の軌跡をこまやかに辿る短編集。


0 件のコメント: